プレート式熱交換器の藤栄冷熱工業株式会社

事業内容

メンテナンスを長期間していないとこうなります

カラーチェックで発見されたピンホール

ピンホール

ガスケットラインで発生した隙間腐食

隙間腐食
 

異物の堆積

ゴミ等が堆積し流動障害を起こしています。

プレートの汚れ①

異物の堆積①

   
プレートの汚れ②

異物の堆積②

   
プレートの汚れ③

異物の堆積③

   
プレートの汚れ④

異物の堆積④

   

プレート伝熱面の汚れ

スケール等が堆積・付着し伝熱障害を起こしています。

スケールの汚れ①

伝熱面の汚れ①

     
スケールの汚れ②

伝熱面の汚れ②

     
スケールの汚れ③

伝熱面の汚れ③

     
スケールの汚れ④

伝熱面の汚れ④

     
     

ガスケットの寿命、交換時期について

ガスケットの寿命は、それぞれの熱交換器の運転温度、温度変化、圧力変化、流体との相性、熱交換器の設置環境、整備間隔(開放頻度)など、さまざまな条件により異なるので、一概に何年と決める事は困難です。

ガスケットの寿命目安

運転条件 耐久年数
冷水(30℃以下) 5~6年
温水(30~100℃) 3~5年
高温水・スチーム (100℃以上) 1~2年

ガスケットがそろそろ寿命であると知らせる兆候は、多くの場合、流体温度が低い始動時や高温の流体が止められた時の液漏れです。これをコールドリークと呼んでいますが、ガスケットのシール性能が一定期間の使用により衰えたときに起こります。

   

コールドリークとは

コールドクリーク

ガスケット(合成ゴム製)は、経年劣化や加熱・冷却の繰り返しにより、弾性が低下してゆき弾性が低下したガスケットは、熱交換器の運転停止後に機器の温度が下がると、ガスケットのシール性が悪くなり、外部への漏洩が発生します。運転を再開し、機器温度が上がるとガスケットの弾性が戻るため、漏洩は止まります。このような現象をコールドリークと呼び、速やかなガスケットの交換を推奨しています。

コールドリークによるトラブル事例

ガスケット劣化     

ガスケット劣化

     

交換推奨時期を起適していた為、著しく劣化しています。

M10ガスケット劣化(蒸気による)①      
M10ガスケット劣化(蒸気による)②      
    

隙間腐食

ガスケットが劣化した状態で使用を維持しているとプレートに腐食が発生するケースがあります。

隙間腐食①

隙間腐食①

     
隙間腐食②

隙間腐食②

     

メンテナンスをするとこうなります

リコンディショニング

リコンディショニング

高圧水洗浄

高圧水洗浄    

ガスケットの交換

ガスケットの交換

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